こんにちは。
茨城県かすみがうら市で大工をしております 大竹工務店 大竹俊光 と申します。
ブログを読みに来てくださり、ありがとうございました。
このところまた、地震が多くなってきた気がしています。
そんな地震について、すまいの中で感じたこと、見えないところでどんなものが揺れに耐えているのかをまとめてみました。
先日起きた、地震の時の動画です。
吹き抜けに設置してあります水平ブレースという部材。
こちらは床のない吹き抜けを、補強するために設置したものです。
目に見えて揺れに耐えている心強さを感じました。
ただ、これをつけていればすまいは守られる。というものではなくすまい全体で計画し、地震に耐えるすまいを創っています。
すまいの重さに耐えることのできる地面
うまく地面にすまいの重さを伝えるための基礎
すまいの骨組みの柱や梁
しっかりとした箱にするための耐力面材
箱のふた や 底の役割を果たす 床
箱のいちばん外側のフタ である 屋根
骨組みの中の 筋違
補強するための 金物
こんなにも多くのもので、一つのすまいが地震や風に耐えています。
一つだけ強い、必殺技のようなものではなくて、ひとつ一つバランスよく使い、すまいを支えています。
目に見えるところで守ってくれているもの、目に見えないところで守ってくれているもの。
すべてがそろっているから、安心して住むことができるんだと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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