こんにちは
大工の大竹 俊光です。
秋が深まり、より一層紅葉がきれいになってきましたね。
そんなとき、娘(次女)がお世話になっているミニバスの公式戦が始まりバスケ熱が上がってきております。先週も、今週も試合。県大会出場をかけた戦い。6年生は4人を中心にメンバーみんなで頑張っています。
娘は、はじめは何もできず悩む姿を見せて、夏ごろになると動きを覚え、自分なりに考えて動けるように。最近では6年生に合わせることもできるまでに。時に走りすぎて気持ち悪くなりベンチに下がるほど自分を追い込んでいました。うちの子だけではなく、チームの一人一人が頑張っていて、自分に負けそうになりながらも走り続けています。
そんな姿を見ていると、チームのみんなが我が子のように思えてくるものなんですね。
上手く行かず苦しむ姿。
変えられて落ち込む姿。
どうしていいのかわからず止まってしまう姿。
それでも諦めず、練習に打ち込む、試合に挑む。
少しの成功にも浮き足ただずにひたむきに。
おごることなく実直に。
言われたことをうけとり、自分の中で考える。
すぐにはプレーに出せずにもがく
もがき出せたとしても失敗の連続
どうしようもなく恐く無難なプレーになることもあるけれど、少しの勇気を持てたとき、少しのほんの小さな前進を感じるそれでもまだまだで、どうしていいのかわからない。それでも仲間と助け合い進む姿。そんな1年の集大成。予選でまずは1勝。
次の相手は、チームとして20年ほど勝てたことがないチーム。
そんな一戦には、親や、OGや、OGの親など総勢30名を越える応援団。(決勝でもないのに異様な光景だったと他のチームのお父さんが言われておりました)そんな試合は壮絶で、最後までもつれる点差が広がることなくシーソーゲーム。みんなが勝ちへの想いをひとつに強気に挑む姿。これまで勝ち抜くことが多くなかったチームそんな不安は全く感じさせることなく、みんなが集中。点を取られて点差が少しついたとしても、みんなの顔は強気で攻めの姿勢。後半、気持ちが切れがちのチームなのに、この試合の気合いはハンパなく、グイグイせめる。
最後の3分で、6点差
このままなら…。と守りに入る
そんなときに空かさず、攻める相手チーム。気づけば同点。残り1分半。そこから切り替え、なんとか4点差まで。両チーム必死です。がむしゃらに、且つ冷静に。残り30秒ほどで2点差までおいつがれ、どうなるか。
…。
結果は、勝利。
気持ちを切らすことなく勝つことができました。メンバー、ベンチ、監督、コーチ、応援のみんなが総立ち。動画を撮っていましたが、もうわからないくらいに歓喜、歓喜の瞬間。
そんなとき、6年生4人の中で、プレーを終えた娘は、泣いていました。相当なプレッシャーだったんでしょうか。安堵の涙なんでしょうか。
そんな姿を親としてみられて、心が揺さぶられる。応援のみんなのところへ合流すると、もう涙でぐちゃぐちゃです。
勝って涙する。それをみんなが共有できる。誰もが喜び、みんなが称える。
最高の瞬間。最高のチームです。
この一戦で、県大会確定!!!
おめでとうございます。
地区の順位決定戦。
結果は堂々の【3位】!!!
おめでとう!!!!!
娘は、しあわせものです。
ひとに恵まれ、素晴らしい方々に支えられ、囲まれている。
お仲間の大切さ、リーダーの素晴らしさを学んでいます。
大人になった自分も人に恵まれ過ごしております。
今回は基本仕様でもある素晴らしい木製トリプルサッシと、木製玄関ドアを創り出していただいている株式会社 山崎屋木工製作所さんの【CURATIONER】の製作する新設の工場を見させていただきました。
素晴らしいスタッフの丁寧な製作風景。機械による効率化と、均一化の徹底と、人の目、手によるチェックと、手仕事。機械は万能ではなく、機械のくせ、特性を見極め微妙に入れ方を調整。それらを効率的に進めるための工場内での整理整頓。
学ぶことが多く参考にさせていただきました。
また、山崎社長の熱い想い。
【CURATIONER】とは、いいものをどんどん取り入れるという山崎社長が思いを込められた造語。その言葉通り、人との出会いや、大きな災害等をきっかけに、研究、開発。よりいいものをどんどんと取り入れながら進めておられました。
その熱き想いはスタッフひとりひとりから同じように伝わり、ひとつのチームとして作業をされていました。
また他社では製作し、数多く採用されている形でも、自分の信念にそぐわないものは創らない姿勢に信頼感が増しました。
次の日は、製作された木製トリプルサッシを採用されたパッシブハウスの2件の見学をさせていだきました。
研ぎ澄まされた温熱環境。
最大件に生かされた木製サッシ。
洗練されたデザイン。
素晴らしい刺激をいただきました。
また、それらはすまいや、すまいてだけでなく、環境にも配慮されたすまい。快適な空間にするのは当たり前で、その先にあるエネルギーとの向き合い方。エコハウスを創るまえに、すまいの創りてとして一貫したエコへの想い、接し方なども改めて学ばせていただきました。
学びはそれだけではありません。
車の中での参加された方との会話、懇親会での皆さんの想いに触れられたこと。すべての時間に刺激や学びをいただきました。
やっぱり大竹工務店のすまいにはこの【CURATIONER】の木製トリプルサッシと木製玄関ドアが必要です。
製作していただいた方から襷をうけ、すまいてさまに繋げる。そしてすまいてさまはそれらのピースと共に時を重ねていく。
時を、想いを重ねて過ごされ、その時々の想い出を刻んでいただく。
そんな全てのものに想いを込めたすまい創りをしています。
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