自然素材
無垢の杉
こんにちは。
ブログ読みに来てくださりありがとうございます。
茨城県 かすみがうら市で、大工工務店をしております大竹工務店の大竹俊光と申します。
今回は、自然素材である無垢の杉板。
いまの作業で杉板を加工しています。
その事についてまとめてみました。
こちらは、自宅兼モデルハウスのLDに張られた無垢の杉板。
こちらは杉板を張り納めております。
仕上げは、
○Livosクノス白木のオイル塗装
杉の赤身を抑えて、印象を変えています。
とても柔らかく、暖かい。
こちらは改修工事でキッチンの床に張られた杉板。
仕上げは、
○Livosカルデット+クノスクリア
水回りでより赤身の多い板を、そして、オイルもより水に強い種類のものを組み合わせて納めています。
そんな自然素材である無垢の木の一枚板【杉板】
うちに入る時は、さね(実)と呼ばれる加工が施され、さらに死節などは埋木をされているものを仕入れております。
運ばれてまずは開封
一言で【杉板】といっても、こんなにも個性豊かなんです。
節があるもの、
節がないもの
赤身
白太
混ざっているもの
曲がっているも
等々その他もっともっと、言葉では区別できないもの。
個性が豊かだからこそ、おもしろく
個性が豊かだからこそ、見て分ける
個性豊かだからこそ、生かせるところに配置する
それも大工の大切な仕事なのです。
そしてこのような板の違いで、
「左」・・・LDKや、玄関のようなみんなが集う場所に。
「右」・・・節が多く、赤身が多い板は、水に比較的強いので水回りに
使うように分けておくんです‼️
手で触り、スリスリしながら、塗装前のサンディングしているなか…。
こんな節もあるんです。
板にしてから、この節から特に水分がでて、ヒビが入ることもあるんです。
そのまま、仕上げても全く問題なく、フロアとしていかすこともできます。
素足で触れたときに違和感ないように、よりサンディングして仕上げることもできます。
その中でも、自分基準でこれはというものは、また加工していきます。
まずは、穴を空け、ヒビを取り除きます。
そこに埋木処理をする。
そして、平らにし、仕上げて、塗装で完了!!!
自然素材は、様々あります。
以前は、
ここはという部屋には、【無節】というランクのものを注文しておりましたが、高価で希少なもの。
自然のものですので、節のないところもあれば、節があるところもある。
はじいて、選んでするよりも、適材適所配置することで、無駄なく使えるように心がけております。
自然からお借りしている大切な資源。
資源を無駄にせず、愛してもらえるように、心がけ、納めていきます。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。
大竹工務店○大竹 俊光