娘の公式戦の試合。
週末の試合が最後の試合になってしまいました。
6年生になる長女は、ミニバスをしています。5年生の11月から始めたバスケ。遅く始めた娘は、ボールをさわることも不馴れな状態。当時の先輩が引退され、あまり練習もないまま荒療治のように試合に出させていただいていて、何をやればいいのかもわからない状態。それでも試合をやり、練習をやり、不安な顔をしながら、おどおどしながらコートに。自宅でもみんなに迷惑をかけまいと、自主連。チームにはもっと前から練習をしてきた年下のお仲間もいて、全然その子達の方が上手い。それはそうです。ボールにもなれ、その子達はもっと前から、練習、試合、自主連と積み重ねて来ているんですから。当たり前です。それでも娘は諦めず。直向きにバスケに向き合っていました。勝負の世界で年齢よりも、勝つことが必至のこと。試合中も後輩ちゃんと、交代されて、悔しさを露にすることも。親としては、そんな姿を見ていると、胸が握り潰されるような感覚なんですね。
本人はもっと苦しいんだろうなぁ。なんて瞬間も。
だからこそ、練習をする、諦めずに積み上げる。
妻がメインで身近に。必死にサポートしながら、振り返りのアドバイスや、練習メニューを考えたりと、積極的に支えてきました。妹も同じチームに所属していて、競うように練習。自分は、やりたいと言うことのお手伝い。
そんな1年は、あっという間で、一瞬に感じる時間でした。
がむしゃらに、詰め込んできた日々。
娘の頑張りが実を結び、最後の3ヶ月は、何とか試合に出させてもらえる位置までこぎつけられました。
そんなこんなで、1/27に、県大会2戦目を迎えることになりました。相手は本命の優勝候補のチーム。戦える事が決定したのは先週。この一週間は、監督、コーチ、保護者を始めチームをサポート。相手の対策をしてきました。
そして、試合を迎えることに。
結果は敗退。
娘は何もできなかったと、悔しいい思いでいっぱい。
帰ってきて涙を流し語っていました。
悔しい思い。
不甲斐ない思い。
もっとできたのにと後悔。
いろいろな思いの塊の涙。
それでもこの一年、本人としては精一杯やっていました。手を抜くことなく、詰め込む。
何もわからない、どこにいればいいかもわからない状態からよくここまでこれたなぁ。と思えるほどに。
本人の頑張りはもちろんなのですが、チームのお仲間さんに恵まれ、指導者の皆様に恵まれ、チームメイトの保護者に恵まれ、すべてのがあったからこそ、走り続けることができたんだと思います。
そして、諦めずに積み重ねてきてこれたからこそ、こうして悔しい涙を流すことができたんだと思います。本気で取り組んだからこそ流れる涙。がむしゃらに積み重ねてきたからこそ後悔がある。
そんな経験ができたことに感謝の気持ちで一杯です。
この後は後輩ちゃんの新人戦に向けた練習の相手をしながら、自己鍛練は続く。
どうやらバスケットボールがこの一年で好きになってくれたようで、まだまだやりたいといってくれています。
そんな子供の姿を見させてもらっていると、応援したくなります。
さらに、この子達が前向きに、豊かな時を過ごしてもらいたい。
自分達にできることはなんなのか?
なんて思ったりします。
ちっぽけな自分に何ができるか…。
将来、こんなに穏やかに自然を楽しむことができるのかなぁ。
こんな月は穏やかな気持ちで見上げるとができるのかなぁ。
なんて、不安になることがあります。
先日、ecoなベントと、賛同させていただいている『Forward to1985 energy life』のイベントに参加させていただきました。
ecoなイベントとは、茨城県が主宰するエコカレッジ(職域コース)と言われるものに参加しました。地球温暖化について、さまざまな角度から教えていただける月一回、半年間の講習会。そのコースの総まとめと、修了式でした。
そこで、『気候変動の影響とその対策について』講義していただきました。
そこで研究チームである「IPCC」か5年に1回まとめている報告書について解説。
最新版の第6次評価報告書「AR6」について。
そこでは、
①現状(世界・日本・茨城県水戸市)について、
気候変動がもたらす影響
など
を解説
そこでは、現状から、どの程度対策して、温暖化を食い止めることができるか5パターンのシナリオを元に解説しておりました。
そこでは、CO2排出量と、平均気温の変化を想定し、その先の、「気象、生態系、人間の生活、河川、洪水、海」など様々な影響を予測したものをまとめられていました。
これまでよりも暑くなるから、夏が大変だね。
のような単純な問題ではなく、台風が増えたり、強くなったり、それにより災害が起きたり…。
これまで出来ていた農作物などができなくなったり。
弱い生態系がなくなったり。
様々な影響がでてきます。
そんなシナリオを見ていると、子供たちには今とは違う景色の地球になってしまう可能性が高いことが明らかに。
なにもしなければ住むことが出来る地球はあとどれくらい残ってるのか…。と恐ろしい感覚になってしまう。
その可能性が高いひとつの研究結果。
そればかりではない、それが正解かも、不正解かも未来は誰にもわかりません。
しかし、そんなことを言っている場合では無いように思えます。
我が子の豊かな感情。仲間とのかけがえのない時間。
それらが、今よりも難しく、少なくなりかねない環境になっていってほしくない。
それには、どうすればいいのか?
必死に考えてくれている方々がいるため、自分達が新たに何かを発明して行動するではなくて、
1、興味を持つこと、みんなで話すこと
2、自分の生活、行動を見直すこと
3、選ぶものを意識的に変えること(環境に良いものを)
4、地域の対策に協力すること
と今回お話を聞かせていただいた【川原博満さん】が仰っておりました。
自分事に考え、まずは行動することが大切なんです。
家族を守るため必死に
子供たちの未来を少しでも過ごしやすくするため些細な行動から起こしていく必要があるように思えます。
自分として、すまいに携わっている身として、それら状況を踏まえ、すまいでどのようにできるか、すまいてさんがもっと身近に行動できることはなんなのか、などをより伝えられると考えています。
その活動が『Forward to 1985 energy life』という活動なのです。
すまいを1985年当時の電力に
それは我慢な、犠牲的な省エネではなく、
豊かに、工夫で、負担なく、豊かに暮らしながらできる省エネ
を目指し活動している団体なんです。
そこでも、身近に感じられる電気代や、ガス代などの光熱費を入力するだけで、一般的な家庭と自宅が比較でき、『現状の把握』に繋がり、まずは自分の軸を知ることができます。
☆1985アクションナビ☆
https://econaviom.net/an/ActionNavi/index.aspx
こちらでご家庭のデータを入力することで、現状を知ることができます。
そこから、どうすれば省エネになるのか、
もっとこうすればいいなどのアイデアなども提案できたり。
それらを全国各地で活動することで、さまざまなアイデア、さまざまなデータ、さまざまな対策を知ることができるんです。
と、地球という壮大で意識が遠くなる大きさの話は、決して他人事ではないんだと思います。
地球のためにと、難しい活動を、意識の高い人たちだけがやることではない。
デモをする事でもない。
すべての人が自分事として、この問題をとらえることがスタートなんだと…。
そして、自分の生きている範囲でどのようなことができるのか、
どう行動するのか
どう選ぶのか
が大切なんだと思います。
それらは、
自分のためではなく、
家族のため、
家族を守るため
そして、子供のため
子供に豊かに時を刻んでもらうため
それらは、誰がやること。
でもなく、
全員で取り組んでいかなければいけないものなんだと思います。
今の地球が、今の日本が、今の地域が好きだからこそ、子供に残してあげたいと強く思います。
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大竹工務店は、茨城県、かすみがうら市に構え、温熱(高気密高断熱)、構造(許容応力度計算による耐震等級3)を核に、すまい(新築、リフォーム、リノベーション)を基本として創り、すまいてさんとしっかりと向き合いながら進めていきたいと想っている大工工務店です。
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最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
大竹工務店 株式会社
大竹 俊光