猫背気味の自分は、日頃余裕があるときは背筋をピンと伸ばす意識をしているんですが、すぐに気が抜けて猫背に戻ってしまいます。
筋トレと、意識改革が必要なんだろうなぁ😮
そんな見た目の姿勢と、物事に対する姿勢。さまざまな場面で姿勢というのは大切で、想いがありその姿勢があり、相手に伝わる、伝えるために大事なポイントなんだと思っています。
こんにちは。
茨城県で、大工工務店をしております大竹工務店・大竹俊光と申します。
今回は、自分の大切な節目を迎えておりまして、その事に対する『姿勢』を見直すいい機会をいただけたので、ブログにまとめてみました。
なんかいい感じ😁✨✨
印鑑としてはそんなに高くないものなのですが、納得するものを選び創っていただきました。
印鑑が省略され、簡素化されてきている時代ですが、想いを形にするひとつの流れの中で、自分にとってとてつもなく大切な『時』を感じることができました。
この印鑑は、地元で店をかまえられているはんこ屋さんに頼んだもの。
用途を伝え、材種を選び、形を決めて、大きさ。そして、中に刻まれる文字、文字のフォントなどを相談しながら決めて注文。
そこからは職人さんが、パソコンにフォントを打ち込み、バランスを微調整、機械加工。そのあと手で微調整を経て、自分の手元に来ているようです。
そんな技術の進化と機械化は、どの業界でも同じように感じる。しかし、そこに人間の感性をプラスすることで、世界にひとつだけの想いの詰まったものになる。
パソコン上で打ち込むだけでなく、余白や、文字の大きさの微調整。材料を見極め、機械に納めるときも、職人さんは細かな自分の中でのこだわりを注ぎ進めてもらえている。
出来上がりを見せてもらったとき、木目や、納まった文字のバランス、刻まれた溝などを見ていて、こんな小さい中に、幾重にも想いが重なる素晴らしいものに感じ、しびれました。
その素材は、都心から南に約200km離れた島【御蔵島(みくらじま)】で育った木材。
【柘(つげ)】とよばれ、くし、将棋の駒などにも使われる素材。
ーーー御蔵島本柘(みくらじまほんつげ)ーーー
そんな日本で生まれ80年~100年の御蔵島で育ち自生した柘を加工し、選りすぐり、加工し、自分の手元に届いた3本の印鑑。
そんな、職人さんの話、素材の話をしながら、形なった3本の印鑑。
それらを創る上でたくさんの方々の想いの詰まったもの。
その形になったものを目の前に、もう一度気を引き締めながら、自分の想いを、姿勢を示すために進めていきます。
この印鑑を使う度、印影を目にする度に、しっかりと歩みを進めなくてはと、自分の【姿勢】を律せられる。そんな想いにしてもらえる大切なひとつになりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。