こんにちは。
ブログ見に来てくださりありがとうございます。
茨城県かすみがうら市で、大工をしております、大竹工務店 大竹 俊光 と申します。
今回は、夏本番。こんな時期のすまいについてまとめてみました。
良かったら、読んでみてください。
夏。今週とうとう空調服を着始めました。
というのも、これを着てしまうと、快適すぎて、脱ぐタイミングを失い、毎日着ることに(⌒∇⌒)
その分、バッテリー充電や、洗濯物が増えるなど、少し面倒に感じ、着ていませんでした。
そこに来て、室内の囲まれ、風のないところでの作業を開始。
午前中はまだ平気でしたが、体の疲労を感じ、気温が上がる現場を想像してこれは必要と判断。
着始めることに。
ただ、しくじったのがインナー💦
汗で体感温度を下げる機能の持たないランニング用のものを着てしまい、期待した効果の半分程度しか実感できなかったのですが、着ない時よりは、断然体が楽。
もう手放せません(⌒∇⌒)
そんな、夏。人間は脱いだり着たり、季節に応じて変えられるのに対し、すまいはそうはできない。
だからこそ、計画が大切。
季節に応じた変化を、検討にいれシミュレーションしています。
今回は、日差し。
今現在の改修の現場。
外は遮るものがなく、直射日光にさらされています。
それを屋根でカバーして、室内に日差しが入らないようになっています。
じりじりとした直射日光は当たりません。
それだけで、体感は違います。
※ほかにも暑さには、風による体感の違いがあるので、一概これが良いとはならないところがまた難しい💦)
この日差し。
季節、地域に応じてシミュレーションできます。
うちでは、CGを使っても、検討しています。
こんな感じでいつどこにすまいがあるかなど、設定することでCGで見ることができます。
ここから、木製窓から直射日光が入っていない。
外壁にもあたっていないことが直感でわかると思います。
そのため、タープ、カーテン、ブラインド、雨戸など、すまいてが調整することなく、快適さが維持できます。
そして、木製窓に夏の強い直射日光が当たらないことで、窓にも優しくなっています。
その日陰は、庇によって調整されています。
例えば、この庇がない場合、
こんな感じです。
木製窓から室内に入っています。
この少ない日差しだけでも、夏のすまいの中の熱籠りの原因に💦
さらに強い日差しによって、窓にも影響が出てきます。
この木製サッシは考えられていますので、当たってもすぐに朽ちたりするようなことはありませんが、強い日差しが当たらないだけで、まったく違ってきます。
このように計画、検討、シミュレーションなど、できうることを使いすまいを創って、できた後も快適に、そして、穏やかに変化、時を積み重ね、すまい手に寄り添ったものになってもらえるように考えています。
肩肘張らず、省エネし、体に負担なく快適なすまいに。
さらに
すまいて とともに 時を積み重ね、年をとっていく。
そんなすまいを目指しています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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流山の賢 (日曜日, 31 7月 2022 18:56)
家造りへの真剣な姿勢にいつも感激しています。
住まいと家族の調和のあり方のひとつひとつにも感動しています。
これからも住み良い家を作上げて行って下さい。
大竹工務店 (月曜日, 01 8月 2022 16:09)
流山の賢さん>
コメントありがとうございます。
一つ一つの作業や、考えなどの先には、必ず すまいて がいることを意識しながら、これからもしっかりと行動、納めて
いきたいと思います。