高断熱・高気密
と
低断熱・気密なし
低断熱・気密なし
たまに使う事務所なんです。
ここは大工作業のための作業場の一画のスペースで、簡易的に仕切ったスペース。
断熱材は、天井、壁には余り物が納まっている感じ。
大切な気密は何もしていないんです(涙)
そんな場所で数日事務作業をしたときの感想まとめてみました。
まさに、
『低断熱』・『気密なし』
なんです。
それと、
自宅兼モデルハウスの
『高気密』・『高断熱』
の違いを一つの角度から見つめてみました。
こんな場所で、エアコンと灯油ファンヒーターを使って作業。
着けて5分もしていないのに‥。
【なんだか不快】
細かく自己分析してみた。
エアコンの温風があたる、が足元が冷たい。
↑床を暖めるために灯油ファンヒーターを使う
↑それでも足元が冷えている感じ
↑強くする
・・・
↑息苦しさを感じる
↑換気する
・・・
↑寒くなる
こんな感じで繰り返しながら、仕事。
能力もあるんですが…
進まない
息苦しさを感じて、
換気のために、入り口、窓全開
花粉が押し寄せる💧
寒い
頭がボーッとする。
肩こり???
外で仕事してるみたい‼️
表面温度差を測ってみました
床☆☆15.1℃
壁☆☆18.9℃
天井☆☆18.6℃
窓☆☆16.4℃
最高温度差
18.9-15.1=3.8℃
この狭い6畳ほどの空間で、天井2m60cmほどの空間でこの温度差。
身体がもたない(涙)
高気密・高断熱
同時刻の自宅兼モデルハウスを計測してみました。
ちなみにエアコン数日消していました。
床☆☆20.2℃
天井☆☆20.9℃
窓☆☆24.7℃
室温☆☆21.1℃
陽射しが当たった床☆☆35.7℃
エアコンなしで、日差しだけでこの温度。
ここ数日は、全く暖房が要りません。
優しい太陽暖かさ。
昔の家で、子供の時に大好きだった晴れた日に軒先に干してある布団。
そこにうずくまり癒されていたあの太陽と同じ😁
こんなにも差があるんです。
それが、
設備を使って実現する環境でなく
電気を使う環境でもなく
実現してしまうんです。
それが、ずうっと衰えることなく。
最初にかかるお金は増えますが、すまいの中の環境も、電気代も大きく変わってくるんです。
それが特殊な技術ではない、
大きなメーカーが開発しなくてはならないものでもなく、
ど田舎の家族経営の大工工務店でも、できるんです。
あっ、実際にできてるんです‼️
そんなところですんでいると、寒いから朝起きれない。
ストーブの前の陣地合戦などもないんです。
ただ、寂しいのが、大好きだったこたつ。
こたつに入って家族みんなで、かたまってテレビ見て、ミカン食べてがなくなった(涙)
それに変わって、
みんな、分散!!
どこ行っても同じ温度だから、どこでも隔たりなく活動。
でも、気配は感じたり、話しもどこでもできる。
基本となるすまいがあるから、今まで寒さ対策で使っていた頭が、別の家族のことや、家族の会話に使える。
そんな住まいの中で過ごすと、これまで以上に家族との時間がとれたり、穏やかな時間が多くなった感じがする。
なんかいい感じ😁✨✨なんです。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。
大竹工務店 大竹 俊光