木構造マイスター準1級の更新講座で学ばせていただきました。
構造王の【佐藤実】先生によるお話は、丁寧にお話をしてくださり、すっと染みてくる。
改めて学び直したり、新たな情報を教えていただきました。
今現在、取り巻く住宅業界や、工務店さんの考え。発信していてどのような方がいて、すまいを望んでいるのか。
すまいての方々は、人生で一度の大きな買い物をする。そんな人生をかけていてするもの、失敗は決してできません。したくないと思い、必死に勉強されます。それが買い換えられればいいのですが、現実的ではなく、すまわれてから、大地震などの災害に見舞われてからどうだったのか感じるもの。
また普段住まわれて、時を重ねているうちは大きく違いはないかと思うところ。我慢すればなんとか…。とか、大丈夫だよね😅不安に、疑問に思っても、作ってくれた人を信じよっ。など。生活していくなかで、不安は薄れていってしまいます。
そんな不安、疑問を少しでも減らすためにやれることがたくさんあるんです。
安心する言葉や、雰囲気ではなく(それも必要かもですが(^o^;)
それが、許容応力度計算による【耐震等級3】
そこが第一条件でもありますが、自分の中では最低条件なんです。
その他細かくは、シミュレーションや、各種調査などをすることで、対策を重ねることができます。
また造る側の方々の反応や、姿勢。
危機感を抱いて、必要だと感じて学ぶかたは、学び続ける。
学ばない方にいくら訴えても変わらないということ(悲しい。命がかかっていることなのに。)
佐藤先生の立場からは、多くの方々を救うという使命から、創り手側からと、すまいて側からもアプローチをされ、活動されています。
そんな方から今現在の生々しい情報の一つ一つが身に染みてきます。
これまでの大地震について話や画像も見せていただきました。今年のはじめの大地震【令和6年能登半島地震】の地を訪れ、建物を調査されてきた時の、周囲の状況等も紹介くださいました。
一階部分が潰れているもの
二階部分がなくなっているもの
雪崩のように部材が散乱しているもの
道路を塞いでしまっているもの
倒れかけこれ以上倒れないようにつっかい棒をして応急処置をしているもの
それら全てが衝撃で、あの一瞬の揺れで、日常が一変し変わり果ててしまっているんですね。その画像には人は映っていませんでしたが、お正月の夕方、いつものように時を重ねていたんですよね。それがこんなにも…。
辛すぎて、胸がいたく、締め付けられる思いでした。
その全て建物が、精一杯創られた建物であるに違いないのに…。自然の強さと、人間の無力さを感じます。
ただ、そこで終わることなく、備える術を、どのように行うか、またどのようなレベルの備えでどのタイプの地震に耐えられたのか、どのくらい耐えられた住まいがあるのかを、調査し、まとめていただいています。
そこでは明確なレベルを指し示してもらえております。
それもまた、許容応力度計算による【耐震等級3】なんです。
それさえすれば完璧というものではありません。
どの部材を使えばクリアする。というものでもありません。
全てはすまいの個性で決まるものなんです。
そこには地震に対する構造的な強さも追い求められますが、より仕組みを知ることで、工夫をすることで、無駄をあぶり出すことができる。その工夫でコストも詳細に考えることができるんです。
そんな知識も紹介していただけました。それは数時間で会得できるものではなく、理解し、その理解を深めて、意識すること。その先に、自然に身体か動くかのような理解をしないといけないもの。
まだまだ学ぶべきものを示していただきました。
会得するまでお待ちくださいというものではなく、まずは知識に長けている方と協力して計画する。同時に学びを深くしていく。
今後はそんな流れで、積み重ねていきます。
今回の講習も、光の欠片が満載の時間。
ワクワクする心と、日頃のわくわくを感じる心を呼び戻してもらえました。
恒例の2次会も、お酒をいただきながら、意識の高い参加された方々と、講師の方々との語らいでまた、刺激と信じるべきものをいただけました。
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大竹工務店は、茨城県、かすみがうら市に構え、温熱(高気密高断熱)、構造(許容応力度計算による耐震等級3)を核に、すまい(新築、リフォーム、リノベーション)を基本として創り、すまいてさんとしっかりと向き合いながら進めていきたいと想っている大工工務店です。
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最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございます。
大竹工務店
大竹俊光
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清水賢介 (日曜日, 31 3月 2024 20:13)
勉強会は機会があれば参加する事が1番ですよね�
大竹工務店 大竹俊光 (火曜日, 02 4月 2024 21:03)
おっしゃる通り一番だと思います。またリアルに参加することで、学びと参加されている方々の熱さも伝わり刺激をいただいております�✨✨