大切な時間を、大切なひとと過ごす。
そんな時間をすごすすまいには、景色を切り取る窓があり、その景色は時間「とき」と共にうつろいをみせ、すまいてを癒してくれます。
そんな大切な時間は、みんなに平等にあり、平等に進んでいきます。
そんな大切な時間だからこそ、無駄にせず、過ごしていきたいと、常に思って行動しております。
思っていても、そう簡単ではないんですよね。
今、携わらせていただいている改修のすまいも、計画段階よりも大幅に時間がかかってしまいご負担を強いてしまっております。
ただただ、無下に、だらだら納めているわけではなく、すまいてさんのこれからの新たな時間を思うと、見過ごせない箇所が多くあるんです。さらに、すまいで笑顔になってもらえるように、命を守るために、細部に注力を注ぎながら納めています。
自分たち工務店が、すまいてさんのためにできる時間は施工しているこの時間しかありません。住まいはじめてからは、手直し程度か、より迷惑をお掛けしながら作業をしなくてはいけません。
それなら、今できることを、全力で行うことで、そのようなことを最小限にするようにとの思いからなんです。
そんな時間は、皆に平等で、身体は一つしかありません。
正直、その他のすまいてさんにも、お待たせしてしまっている方々が、いらっしゃって、ご迷惑をおかけしています。
常に頭の片隅でお待たせしていることへは、反省、そして、焦りが渦巻いております。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
身体がもうひとつ…💧
時間がもっとあったら…💧
なんて現実逃避したりすることもあります。
それ以外では、
組織を強化するために、人を雇い、仲間を増やしてやらなければいけないと思うこともあるんです。
ただそこには、誰でも良い訳ではなく、技術はもちろんなのですが、自分の想いを理解してもらえて、一緒に考えてもらえる方でないと、すまいてさんのためにならないと思っております。
仮に、無理に進めることで、何でもいいから終わらせることはできるのですが、そんなことをしてしまっては、待っていただいている方に、これまでの待ってもらえている時間の想いを仇でかいしてしまう気がして、踏み込めないでおります。
すまいは、映画のセットでも、仮設でもなく、すまいてさんのための大切なすまいなんです。そのすまいで、大切な時間を過ごしていただくために必死に納めさせていただきたいのです。中途半端なこと、容易くできることではないと思っております。
だからこそ、目の前にあるすまいを、すまいてさんを想いながら、一点集中で、納めさせていただいております。
それが、待っていただいているすまいてさんに対しても、同様に納めさせていただいている時間は、1点集中で納めさせていただく。
そこには特別扱いも、手を抜くことも絶対ありません。
すまいてさんも大切。
家族も大切。
自分も大切。
地域の方々も大切。
地球にすむ人も大切。
だからこそ、今を大切に、集中して過ごします。
そして、全てにバランスを取りながら進めていければと考えております。
そして、
時間軸に、今も大切で、これからも大切なんです。
今の技術や、知識に傲らず常に学びの姿勢を心がけ、しっかりと進めていきます。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。