こんにちは。
大竹 俊光 です。
夏ですね。
暑さは特に感じますが、空の色や、雲の雄大さ、セミの鳴き声など季節の移ろいを感じます。
時は流れ、いつの間にか通り過ぎていきますね。
歳を重ねれば、重ねるほど時のスピードが速く感じる気がしています。
そんな日常のすまいの中のひとコマ...。
我が家の末っ子犬は、家族の中で一番自宅兼モデルハウスを味わっている一人かもしれません。
うちに来たのは昨年の初めころ。
ちっちゃくて、両手に納まるほど。
吠えることもまだわからない頃に、うちに来てくれました。
体の成長とともに、活動範囲が広がっています(⌒∇⌒)
以前は床のみで動き回っていたんですが、数か月前から階段の一段目に登れるようになったんです。
ただ...、まだここから一歩踏み出すのが苦手なんです。
上がるときは、すんなり。
2階から降りてくる家族を見たくてさらっと上がったりするんです。
それなのに、降りるときはというと…。
ダイニングに座る家族がいるときは、決まってこんな顔で見つめて、
「くぅーん、くぅーん...」
って呼んでくるんです。
段差が高すぎてではないんです。
3倍あるソファの段差は、軽く登り降りしてるんですよ。
甘い自分はこの顔をみて、「クゥん。クゥーン」と呼ばれてしまうと、我慢できずに抱っこしてしまう。
かまってほしいからとわかりつつ、リクエストに答えてします。
答えないと本気で吠えてきたり、あきらめて颯爽と降りて来たりするんです。不思議です。
しかし、違った角度から見返してみると、末っ子犬にとって、段差の高さではなく、この見下ろしたときの景色が怖いのかも…。
そんな一歩を踏み出すことが怖くて、慣れなくて毎回二の足を踏んでいるのかも...。
未知の世界に飛び込む気持ちなのかなぁ。
...なんて考えてます。(考えすぎかも( 一一) )
一歩の大きさや、重さは、本人にしかわからないんですよね。
自分も、昨年の夏に一歩を踏み出しました。
『大竹工務店 株式会社』2023年8月4日 設立
自分にとっては『大きな一歩』
想いがあり以前より踏み出したいと思っていたことも、末っ子犬のように何度も、二の足を踏んで、悶々としていた時期がありました。
怖い、
自分にはできない、
お金が...。
などなど頭の中でぐるぐると。
気がつくと実行できないでいたのですが、信頼する方にアドバイスをいただいたり、このままではいけないと決心して去年決断したんです。
すまいて様に対する姿勢
社会的責任を果たすこと
お金の精査をすること
一年前よりも強く意識しております。
詳しく想いを綴ったブログはこちら↓↓
ご興味ありましたら見てみてください。
もう一年過ぎたんだ...。
いろいろありました。
厚生年金や、労災、銀行の口座、などなど細かいものは数えきれないほど。
今でも引き続きしている手続きもあります。
これまで先代が受け継いできていたものをすべて移行しないといけず、まだまだなんですが、少しずつ積み重ねております。
こちらも大きな一歩。
2年前の3月。
自宅兼モデルハウス
この時も怖かったなあ。
住宅ローンをお借りするつもりで進めていた計画。
銀行さんから『否決』を言い渡され絶望を感じた日。
一時はもう建てられないのかな。なんてつらい時期もありました。
でも、自分を信じ、空元気でも、強がりでも、なんでもいいと、がむしゃらに、無理矢理に建てられることを信じて突き進んだあの頃...。
今でも夢でうなされています。
そんな時は、インターネットで調べたり、本屋さんで調べたり、ありとあらゆることをしました。
インターネットの検索は、調べつくしてしまったかのように、観たページばかりになり、それでもまだあると調べていた。
その他は、家族や、先輩、信頼する方々に相談させていただいておりました。
こんな質問したら...。なんて考えずがむしゃらに。
皆さん優しく教えてくれて、少しづつ周りを見渡せるようになってきた。
あぁ...ありがたかったなあ。
今でも人に恵まれている人生なんだなあ。
と感謝してもし切れないほど。
人に救われ、今があると強く思っています。
(改めて、助けていただいた方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。)
とそんな大きなピンチもありながら、ほかにも多くの山はありましたが、形になり、今では住んでいられている。
無理矢理想像していたあのすまいに...。感慨深いものがあります。
一歩踏み出してよかった。
もっともっと多くの、数え切れない一歩が積み重なって、今がある。
過去の「〇」か「✖」の決断の結果が今なんですよね。
過去は変えられないし、未来も変えられない。
今、この一瞬の 「〇」か「✖」の決断 だけしか変えられないんですよね。
後悔や、不安も大切なんですが、今に集中し、積み上げていく、『1歩』を踏み出していくことが大切なんですよね。
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