こんにちは。
大竹 俊光です。
6月も今日で終わり、今年の折り返し地点に来てしまいました。
しっかりやることを考えていないと、早すぎて、時間に置いていかれそうです。
そんな今日は、地元集落の小さなお祭りの準備の日。
自宅の2件隣の場所にある神社の掃除。
みんなで草抜きや、お祭りの飾り付け、本殿や、拝殿の掃除など、住民みんなで行いました。
自分の子供頃は、山車を引き、集落を一周練り歩き、最後にアイスを食べてわちゃわちゃ。
大雨に降られ雨宿りしたり、いたずらで停まっている山車を独りで引っ張り出したり、いい思い出がたくさん。
そんなお祭りも、子供の数や、世帯数などから、様変わりし、山車引きはやめ、本殿、拝殿での
お供え物を準備し、祈祷していただくもののみになりました。
そんなお祭りの準備。
蒸し暑い中、みんなで作業。
これまた大変😖💦
と思いきや、最近なんか見渡してみたら、作業しながら、みんなで他愛もない会話をしている。
内容はどうかわかりませんが、この半強制的に集まり、何かに向かって準備する。
この時間もかけがえのないものに見えてきました。
今年、大先輩からは、
『みんなでやると楽しい』
とのお言葉。
高齢を理由に、簡素化、簡略化されてきておりますが、たまにはいいものですね。
この昔ながらの集落は、目新しさや、スタイリッシュさ、とは真逆にありますが、世代がバラバラで、少し被ってるかなぁなんて先輩もいる。
このバランスが継続できれば、最高なんだけどなぁ。
大先輩もいて、先輩もいて、お兄ちゃんくらいの人がいて、その子供がいて…。そんな地域社会いい気がする。
地域で暮らす
地域に建つすまいは、独りよがりのものではなく、地域や、外との繋がりも大切。
中の生活は、外と断絶するものではなく、適度に繋がりを持たせることで、より豊かに時を重ねることができます。
地域との繋がりで、馴染み、視野が広がる
また、自然と繋がることで、季節を感じ、時の進み、移ろいを感じる。
そんな豊かな時間は、繋がりが大切。
すまいは、すまいてを守るものでもあり、適度に外『地域や、自然』とつなぐためのものでもある。
その距離感を、どう繋ぐのかが大切。
すまいの中での、すまいてさま御家族の時間。
すまいてさまと外との繋がりの中間エリア。
それは、意識することなく、いつの間にか繋がるように。
すまいてさまが意識するのではなく、創り手である自分達が準備するもの。
すんでいて安心でき、閉ざされ過ぎないいいバランス。
そのバランスが整ってこそ豊かな時を積み重ねられるんだと思っております。
図面には、家族との時間や、すまいの中の距離感、外『地域や、自然など』との距離感、境目などが柔らかく表現され、その想いを打合せさせていただきました。
改めて図面とは、点と線で描かれたものなのですが、そこにしっかりと想いも吹き込まれて、たくさんの工夫で、豊かになる。
そんなゾクゾク、ワクワクする打合せをさせていただきました。
これから、その描かれた想いのたくさんつまった図面に、大竹工務店の想いも積み重ねていきます。
ここで料理して、いつの間にかダイニングに集まり、1日の出来事を話す。いつの間にか定位置柔らかく決まり自由に過ごす。いつの間にか誰かのお手伝いが始まり、いつの間にか寝る時間になる。いつの間にか、お風呂に入り、みんなで寝る。
そんななんでもない日常が思い浮かび、そんな日常の中に、自然に取り込まれる外。外との距離感は絶妙でした。
その距離感が保たれるからこそ、地域と適切に繋がれる。
素晴らしいものを描いていただいて、そこに積み重ね、ひとつひとつ創り上げていく。
ワクワク、ゾクゾクがとまりません(^ー^)
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大竹工務店は、茨城県、かすみがうら市に構え、温熱(高気密高断熱)、構造(許容応力度計算による耐震等級3)を核に、すまい(新築、リフォーム、リノベーション)を基本として創り、すまいてさんとしっかりと向き合いながら進めていきたいと想っている大工工務店です。
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